歴史の中に~長州と私~ 凍結中?
しばくたったある日のこと。

外が騒がしかったかは私は晋作に許可をもらって外にでた。


なにやら火事らしい。

ただの火事ではなく、放火だ。


放火した犯人は新撰組の芹沢鴨だった。

私は野次馬を掻き分けてなんとか前にたどり着いた。


私の目の前には真っ赤な燃え上がる炎と燃え焦げている家らしきものがみえた。


かろうじて大和屋だと書いてるのがわかった。


防火したのが新撰組局長だからか、周りには新撰組の隊士がたくさんいる。


私は新撰組に見つかる前に立ち去ろうとした…



が、


総司「夕梨ちゃん!!」



総司に見つかったようだ。

仕方ない。

急いで戻りますか。



逃げながらチラッと後ろをみたら、土方さん、総司、平助君の三人が追いかけていた。

これはヤバい。


でも、おとなしく捕まるわけにはいかない。


なんとかならないかな…

今は着物を着ていて走りづらい。


よし、こうしよう。

そしてもう少しで四国屋が見えるときに思いっきり叫んだ。


夕梨「キャーーーー!!!!
追いかけてこないでぇぇぇ!!!!」



私は叫んだまま四国屋を通りすぎた。

今の声が晋作にとどきますように。
と願いながら。


私はぐるっとまわってまた四国屋から近いところに来た。


すると、目の前に晋作が見えた。


私は


夕梨「梅之助さんっ!!!」

晋作「夕梨!!!
お前達…
よくも俺の夕梨を…」


私は私のなんですが…


総司「俺のねぇ…
夕梨ちゃんは僕のなんだけど。」 


いや、総司のものでもないって。

土方「高杉晋作か…
総司の言った通りだな。」

総司「だから言ったのに…」

平助「高杉ぃ!?
こいつが?
でもさっき梅之助って…」

土方「大方偽名だろう。」

総司「夕梨ちゃん。
そいつが高杉晋作だっていうことは知ってるの?」

夕梨「・・・。」

土方「沈黙は肯定ってことか。
お前、裏切ったのか?」

平助「うそだろ?
夕梨が裏切るなんて…
お願いだから嘘だと言ってよ…」

夕梨「私は結婚した後に告げられました。
もし、裏切りだと思うなら勝手に思ってください。
今の私はあなた達とは関係ありませんから。」

晋作「いいのか?」

夕梨「晋作が言ったことでしょ?
もう関わるなって。
大体あんなことした人達とは関わりにくいしね。」

晋作「ハハッ そうだな。」

平助「あんなことってなんだよ…」

晋作「秘密だ。」

総司「秘密って…
なにかうしろめたいことでもあるのかなぁ?」

晋作「さぁな。」

土方「源。
お前、本当に戻る気はないのか?」

夕梨「戻る気はいっさいありません。」

土方「そうか…
今から我ら新撰組の敵と見なす。
いくぞ。」

総司「え!?
土方さん、本気ですか?」

平助「おい、待ってくれよ!!」
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