ティラミスのレビュー一覧
5.0
何よりまっすぐなひとつの愛情でした。 図書館で働く主人公が、とある本の間で偶然見つけた1枚のメモ「ティラミス食べたい」。ほんの少しだけ不思議なその出来事から、小さな奇跡がはじまった。 著者様のお人柄なのでしょうか、とても繊細で優しいのに、なぜだか涙が出そうになる。ぎゅっと苦しいのに心地いいような、言いようのない読後感に包まれました。 「音楽の神様」に愛された少年と、きっと何の変哲もないごく普通の女性。とても細いけれど、宝物のように綺麗で、長い長いその繋がりが、どこまでも続いていくことを祈ります。 聖夜の奇跡ってこういうことをいうのかなと思いました。 時々、でも何度でも読み返したい作品です。 ぜひご一読を。
何よりまっすぐなひとつの愛情でした。
図書館で働く主人公が、とある本の間で偶然見つけた1枚のメモ「ティラミス食べたい」。ほんの少しだけ不思議なその出来事から、小さな奇跡がはじまった。
著者様のお人柄なのでしょうか、とても繊細で優しいのに、なぜだか涙が出そうになる。ぎゅっと苦しいのに心地いいような、言いようのない読後感に包まれました。
「音楽の神様」に愛された少年と、きっと何の変哲もないごく普通の女性。とても細いけれど、宝物のように綺麗で、長い長いその繋がりが、どこまでも続いていくことを祈ります。
聖夜の奇跡ってこういうことをいうのかなと思いました。
時々、でも何度でも読み返したい作品です。
ぜひご一読を。
ティラミスの名は「私を元気にして」という意味だったと思う
少年はそのことを知っていただろうか
わからないけれど、もし、調べるなりなんなりして知っていたらあの一言メモはたぶんそういうことなのだろう
もう一度、僕を勇気づけてくれたあのティラミスを
恋愛、未満
いや、未満というよりもっと真っ直ぐで素直なもの
ゆっくりとしたあたたかい温度が流れる素敵な短編
かみさまのくれたあまくてほろにがい二人の物語をぜひ
なんて美しく、繊細な物語だろう。 読み終わったあと、その世界にしばらく浸っていたいと思う作品でした。(そして実際浸りました) クリスマスと言えば、恋人同士がどうしても頭をよぎる。 けれど、このふたりはそんな言葉では言い表せない、だけど微かに、確実に、つながる関係なのかもしれない。 優しさと愛しさがたくさん込められている。 恋にときめくような、例えばイルミネーションのような、そんなキラキラしたものではなかったけれど、雪の結晶が月の光に反射して、輝いて見える、そんな儚い眩しさを感じます。 彼の振り絞った勇気と、彼の純粋な想い。 そしてそれを受け止めた彼女の強さと優しさ。 とりあえず読んでいただきたい、そんな作品です。
なんて美しく、繊細な物語だろう。
読み終わったあと、その世界にしばらく浸っていたいと思う作品でした。(そして実際浸りました)
クリスマスと言えば、恋人同士がどうしても頭をよぎる。
けれど、このふたりはそんな言葉では言い表せない、だけど微かに、確実に、つながる関係なのかもしれない。
優しさと愛しさがたくさん込められている。
恋にときめくような、例えばイルミネーションのような、そんなキラキラしたものではなかったけれど、雪の結晶が月の光に反射して、輝いて見える、そんな儚い眩しさを感じます。
彼の振り絞った勇気と、彼の純粋な想い。
そしてそれを受け止めた彼女の強さと優しさ。
とりあえず読んでいただきたい、そんな作品です。