君想歌
沖田と藤堂に代わり迎えに来た
意外な人物。


煙管を吸いつつ仏頂面で現れた
土方はどうやら和泉へ用事が
あったらしい。


馬鹿みたいに遊んでいた二人を
見つけ散々怒った後で疲労が
滲んでいた。


「土方!?」


奥から出てきた和泉に小さい
童がくっついている。

誰だよ。


「おら、帰るぞ」

腰に引っ付いた綾を離そうと
あたふたする和泉。


一丁前に土方を睨んでくる
綾に負けずと視線を返す。


「おとなげないね」


綾に舌っ足らずな言葉で言われ
苦い顔をした土方だった。


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