そこは、東のプリンスたちが通う男子校。 特殊なコース制、 整ったルックスばかりが勢揃い。 別名:王子様の休憩所 なーんて呼ばれているらしい……の、だけど。 まさかの廃校寸前───だと。 ☽ ⋆ 『ここ、女は立ち入り禁止なんだよ。 まあ自ら食われに来たってんなら……大歓迎』 理事長の孫であるわたし、 まさかの転校初日で女だと……バレる。 (実はアホの子として有名) ＊ 不完全装備で迷い込んだ女の子 郡 カンナ ─Kōri kanna─ × 初日で暴いてしまったクラスメイト 御堂 頼 ─Midou Yori─ ＊ 『俺ね、今すっごいお前を甘やかしたいの』 “俺”には頼くんがいるから、へーき。 “わたし”には頼くんがいるから、へーき。 『悪いことは言わないから、 ───…俺にしときな』 ☽ ⋆ ☽ 『女の子だよ、お前はかわいい女の子。 なんで男とキスして興奮しなきゃなんだよ』 どろどろに甘やかして、 どろどろに可愛がってくれるのも。 頼くんだけ───…。 キミはひみつの王子様。 ─ようこそ、オオカミだらけの男子校へ─

「ウミちゃんといっしょがいい！」 可愛“かった” そう。 幼なじみが、可愛かったのは、 もうずっとずっと過去の話。 「夜道に女の子ひとりは危険でしょ」 疎遠になっていた幼なじみと、 まさか数年ぶりに話すことになるなんて。 「羨ましかった？キスしてるの」 だけど、可愛かったあの頃とはだいぶ、 見た目も人格も変わってしまったわけで。 「……海風もしてみる？」 今の彼に名前なんて呼ばれたくなくて。 「だいっきらい！」 そう突き放したせいで──────。 ゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜゜+. 芳川 海風（ﾖｼｶﾜ ｳﾐｶ） × 有馬 遥琉（ｱﾘﾏ ﾐﾁﾙ） ――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜゜+.―― 「ちゃんと責任取ってよ」 「今日から、海風のものは俺のもの」 突然いいがかりをつけられて ふたたび関わることになって もう、とっくに忘れてたはずなのに。 「答えないともっとすごいキスするけど」 どんな夜道よりも キミがいちばん 危険だ──────。

「見たいんだよ」 「あんたがもっとみだらではしたなくなるトコ」 年下ホストの甘い囁き。 私をどんどんおかしくしていく――。 心も体も、もう止められない。 ＊こちらの作品は『ちょっとみだらではしたない』の続編的なものに 　なっております。 　単体でも問題ないとは思いますが、よろしければ先に『ちょっと～』の 　方をお読み頂ければ幸いです。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ miNato様 氷川真紗兎様 素敵なレビュー ありがとうございました♪ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「ちょっとだけ。みだらではしたないコト、してみる？」 年下ホストの甘い囁きに、身も心も翻弄されて……。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ miNato様 素敵なレビュー ありがとうございました♪ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

恋愛なんてしないはずだった。でもいつからか私の体は貴方を求めてた

白馬の王子様。 私の幼なじみは 私の理想だった。 なのに……。 「思う存分にかわいがってやるよ」 「その姿、最高にそそる。 なあ、襲ってもいい？」 私の幼なじみは 今や悪魔です。 有栖 妃咲 【Hisaki Arisu】 生悟の幼なじみ。 純粋な性格。 × 鳴宮 生悟 【Seigo Narumiya】 妃咲の幼なじみ。 サディスト。 「ねえ、生君」 「ん？」 「私のこと、好き？」 「……さあな」 意地悪なのに、 あなたのことが 好きで好きで たまらない。 作業用BGM SKE48「アイシテラブル!」 大森靖子「みっくちゅじゅーちゅ」

私はあの人が苦手だ。 心の奥まで見透かされそうなまっすぐな瞳 ムカつくくらいハンサムな顔立ち 心に響くような温かい声 そして 全身がとろけるような甘いキス。 何度でも言う 私は あの人が苦手だ。