御曹司は身代わり秘書を溺愛しています
その後、怜人さまに抱き上げられ、彼の寝室まで運ばれた。
初めて入る部屋の大きなベッドの上にそっと降ろされると、彼もベッドの端に腰かける。
「今日はここで眠ってください。僕はリビングのソファで休みます」
「そんなのダメです。怜人だって毎日疲れているし、それにあのソファでは窮屈でしょう」
最初にここへ来たときもこの寝室を使うように言われていたけれど、書斎も兼ねたこの広い部屋で彼が仕事をしているのを知っていたから、ソファでいい、と固辞していた。
一緒に暮らすようになって分かったことだが、怜人さまはかなり根を詰めて仕事に取り組んでいる。
この寝室に入ったのは今日が初めてだが、『おやすみなさい』を伝えるために部屋をのぞいた時には見る姿は、いつもパソコンに向かう後姿だ。
ただでさえ少ない睡眠時間を、あんな窮屈なソファで過ごさせたくない。
「理咲……。それじゃ、ここで一緒に眠るっていうのはどうですか」
「えっ」
思いもよらない怜人さまの提案に、一瞬体が固まる。
初めて入る部屋の大きなベッドの上にそっと降ろされると、彼もベッドの端に腰かける。
「今日はここで眠ってください。僕はリビングのソファで休みます」
「そんなのダメです。怜人だって毎日疲れているし、それにあのソファでは窮屈でしょう」
最初にここへ来たときもこの寝室を使うように言われていたけれど、書斎も兼ねたこの広い部屋で彼が仕事をしているのを知っていたから、ソファでいい、と固辞していた。
一緒に暮らすようになって分かったことだが、怜人さまはかなり根を詰めて仕事に取り組んでいる。
この寝室に入ったのは今日が初めてだが、『おやすみなさい』を伝えるために部屋をのぞいた時には見る姿は、いつもパソコンに向かう後姿だ。
ただでさえ少ない睡眠時間を、あんな窮屈なソファで過ごさせたくない。
「理咲……。それじゃ、ここで一緒に眠るっていうのはどうですか」
「えっ」
思いもよらない怜人さまの提案に、一瞬体が固まる。