ヤンデレ彼氏に監禁されて
それは、異常という名の悪夢だった


のた打ち回る友人


クルキさんの指先――人差し指と中指から、赤絵の具でも触ったような感じで粘り付く液体が流れていた


目を、潰した


殴るのではなく、彼が真っ先にしたのは、それだった


喧嘩だろうとも、殴るのが関の山だと思っていた


けど、これは何


色々な段階を無視し、一気に――殺す気で彼は人を殺す真似を


普通、目を潰すなんて出来ない


やる方が、怖いからだ


感触、罪悪感、それが格段に上がるのに


指から滴るそれは、紛れもなく


『――――』


絶叫
悲鳴を凌駕した声が、喉から溢れた


なのに、それが彼のやる気でも起こしているのか――処刑が、始まった


< 24 / 270 >

この作品をシェア

pagetop