ヤンデレ彼氏に監禁されて
喉を踏んで、指を折って


手際良く、それこそ『慣れている』かのようにしていって――


それの観客となっている私は、逃げようとさえも思ったけど


止めろ


どこにあったのか、冷静な面が私に止めさせろと命じていた


後先考えず、そんな猶予もなくて

私が出来ることと言えば、彼の体にしがみつくだけ


振り払われるほどの強い力だったが、彼は私が止めてと言えば止まってくれた


但し、押し倒された


抗う
じたばたを繰り返して――『今度は私が同じことをやられる』と、全神経が彼を拒絶した


叫びながら暴れる私に、彼は覆い被さる


『怖がらなくてもいいよ。俺は、君を傷つけないから』


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