―――――大正十年、東雲男爵の元に嫁いだ美都子(みつこ)は、いまだに恋を知らずにいた。


結婚してから二年。

子供こそいないものの、夫は穏やかで優しく、姑との関係も良好。


このまま緩やかに朽ちていく自分に、満足していたはずだった。


しかしある日、ふとしたことがきっかけで美都子は義直の不貞を疑いはじめる。


その日から、彼女の日常は狂っていった――――



※大正時代の倫理観に基づき書いたため、女性に対して差別的な発言、表現が出てきます。
ご不快に思われた方は速やかにブラウザを閉じてくださいm(__)m

あらすじ

時は大正十年、好奇心旺盛で聡明な美都子は、やり手の事業家である男爵に嫁ぎ、穏やかな結婚生活を送っていた。ある日、ふとしたことがきっかけで夫の浮気を知る美都子。同時に、夫の友人である医師と心を通わせはじめ、良心の呵責に苛まれる。そんな彼女を待ち受ける現実はとても残酷なものであった――――

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禁断の恋  シリアス  不倫  大正浪漫  ヒストリカル  鬱展開  泥沼  三角関係