聖女召喚されたのに、100年後まで魔人襲来はないらしい。
聖女として異世界に召喚された私は、中継ぎ聖女としてぞんざいに扱われていた。そんな私をいつも守ってくれる、守護騎士様。
でも、予言が大幅にずれて、私たちの目の前に魔人が現れる。私を庇った守護騎士様が魔神から受けた呪いを解いたら、私は聖女ですらなくなってしまって……。
「婚約してほしい」
「いえ、責任を取らせるわけには」
守護騎士様の誘いを断り、誰にも迷惑をかけないよう王都から逃げ出した私は、辺境に引きこもる。けれど、追いかけてきた守護騎士様が、なぜか急に態度を変えて溺愛してくるのだった。
元守護騎士と元聖女の溺愛のち少しヤンデレな物語。
- あらすじ
召喚されたのに100年後まで魔人襲来はないせいで中継ぎと呼ばれる不遇聖女が、守護騎士様の呪いを解いたらなぜか溺愛される話。