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 二十五歳の水口真由利は多忙な稚園教諭。仕事に疲れ、恋人にふられ、絶賛落ち込み中。  気晴らしに小さなショップでブレスレットを買った途端、失神して異世界に引きずり込まれてしまう。  やがて目覚めると、そこには十八世紀風の格好をした美形騎士たちと黒豹に似た獣がいた。  「聖乙女様がお目覚めだ!」  歓呼の声で迎えられたが、真由利は状況を理解できない。パニックに陥っていると、国難を救ってもらうため召還したと説明される。  彼らは善の魔法を操る王国ガイゼーンを守護する封魔騎士団の騎士で、その願いがこめられたブレスレットを選んだのが真由利だった。敵対する負の勢力から強力な呪いをかけられ、衰えていく王太子リュシアンを、聖乙女の力で救ってほしいというのだ。  知・武・徳それぞれに関係する魔力を持つ、個性豊かな騎士たちと、彼らを導く黒豹のような姿の魔導師ダ・ヴァロワ。全員が歓迎してくれる中、敵国の血を引きながら、騎士団長である愛の騎士アルトゥールだけは気難しく、そっけない。  というのも真由利に聖乙女の自覚はなく、魔法も使えなかったからだ。保育士の経験から王太子には懐かれるが、彼の危機を救うには至らない。  それでもアルトゥール以外の者たちは真由利を気遣い、優しく接してくれる。だが真由利自身は、苦手な彼のことがなぜか気になってしまうのだった。  やがてダ・ヴァロワが、古文書から状況を打開する策を見つけ出す。 「強い魔力を持つ聖乙女は騎士と通じることで、その力を発動する」  結局、四人のうち選ばれたのはアルトゥールだった。  王太子を救うため、しかたなく距離を縮める二人。次第に親しくなり、真由利は純粋で男らしいアルトゥールに本気で惹かれ始めるが、自分では気づいていない。 (これはすべて王太子様を救うためよ)  二人の行為も徐々に濃密になり、ついにアルトゥールに抱かれるはずの夜、真由利は知の騎士リュミエールに拉致されてしまう。嫉妬心から負の勢力に荷担し、アルトゥールを襲撃したのだ。  結果、真由利はアルトゥールへの愛をやっと自覚する。しかも純潔を奪われれば、王太子を救うこともかなわない。  抵抗むなしく組み敷かれた時、アルトゥールが駆けつけてくる。 「俺は何があろうと王太子殿下をお救いする。そして最愛の女性も必ず守る」  真由利はアルトゥールに救われ、二人は身も心も結ばれる。
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主人公ルルゥの住む国では多くの魔術師が存在し、人々の多くが魔術による何らかの恩恵を受けている。(外観は昔のヨーロッパのような世界) ルルゥは義理の兄に溺愛されてた。ルルゥは長年(平凡な自分が、なぜ美形な義兄に大切にあつかわれているのか)と疑問に思っていたが――。 ある日、その理由が判明する。 義兄であるレオンスには、ルルゥが可愛らしいうさぎにみえてしまう魔法がかけられているのだった。 どうして義兄にそんな魔法がかけられてしまったのかは、まだルルゥには謎だが、とにかくレオンスは、ある高名な魔術師によって『義理の妹ルルゥの姿が人ではなくうさぎにみえる』魔法がかかっている状態。 しかも、ルルゥの両親は義理の息子であるレオンスと自分の娘であるルルゥを結婚させて、家業(ルルゥの父親は調香師)を継がせようと考えている。 (私のことがうさぎさんにみえている人と婚約なんて……無理) レオンスのことは昔から大すきだったルルゥ。それでも、婚約は周囲からのすすめであって、レオンス自身の目には、ルルゥは女の子どころか人と認識されていない。 現状を打破するため、ルルゥは義兄に魔法をかけた魔術師を探しだし、その魔法を解いてもらおうと旅に出ようと決意した。 旅初日。一人で道を歩いているとさっそくトラブルに巻き込まれるルルゥ。 自分だけでなんとか解決しようとやっきになるも、ますますピンチに追い込まれたとき、さっそうと義兄が現れ、ルルゥを助ける。 感謝するも、いつまでたっても義兄だよりではだめだと反省するルルゥ。 しかし義妹を心配するレオンスはルルゥの旅に同行することに。 二人で旅するうちに義兄にますます惹かれてしまうルルゥ。 魔術師の居場所をルルゥはみつけるが――彼は魔力を使いきり、引退していた。 これからも自分は義兄の目にはうさぎとしか映らないことに落ちこむルルゥ。 だが、レオンスは調香師であって魔術師ではないものの、いくつかの魔術が使えた。 彼は自分にかけられた魔法を自身で解くことが可能だった。 なのに魔法をとかなかったのは、そうしないと『義妹を異性として意識してしまう』ためだった。 彼は「お前にとって俺は義兄以上の存在ではないと思ったから」と告げる。 ルルゥは「うさぎの姿じゃなくて私自身をみてほしい。一人の女の子として」と答えた。 おたがいの気持ちを伝え、結ばれる二人。
【プロット】変わり者の将軍は男装姫を娶る

総文字数/2,003

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白蓮国の大将軍である蔡李翔は戦功をたてた褒美として、公主を娶ることになる。しかし、その公主というのが、冷宮送りにされた元皇貴妃の廃妃呉氏の娘で彩慶公主だった。他の公主は平民出身の李翔の元へ嫁ぐことを嫌がったからだ。騙された気持ちになりながらも、彩慶公主の降嫁を渋々了承する李翔だった。 ついに彩慶公主が李翔の元に花嫁としてやってくる日がきた。赤に金糸で刺繍された花嫁衣裳に身を包み、ベールを被った公主の顔は分からない。しかし、ベールをとった公主の顔を見て李翔は驚く。自分の副将である黄彩にそっくりだったからだ。 驚愕しながらもいざ床入りという段階になって、突然暗殺者が襲ってくる。李翔は忍ばせていた短刀で暗殺者と対峙するも逃げられそうになる。しかし、暗殺者は逃げる寸前、矢で射られた。矢を放ったのは彩慶公主だった。さらに公主の元に鷹が舞い降りるのを見て李翔は確信する。公主は黄彩と同一人物だと。鷹は黄彩が飼いならした白耀という鷹だったからだ。彩慶もそれを認めた。 なぜ男装をしてまで従軍していたかを語る彩慶。 彩慶の母は冤罪で廃妃にされたという。陥れたのは呉氏を憎んでいた朱徳妃とその兄朱石燕。石燕にとって呉氏の実家である呉家は政敵だった。 母を陥れた石燕と朱徳妃を許せない彩慶は極秘に彼らの罪を暴くことにした。 しかし、公主という身分は彩慶にとって邪魔だ。返上して動くつもりだったが、父帝は認めなかった。仕方なく身分を隠して男装し従軍したのだ。武を磨くためと情報を集めるには軍に身を置くことは最適だったからだ。 李翔はふと友である白蓮皇国の若き丞相高瑠信が石燕は敵国である紫桜国と通じている疑いがあることを聞いていた。 これも何かの縁と彩慶に協力をすることにしたのだった。 石燕は彩慶が公主として戻ってきたうえ、李翔に嫁いだことを聞き、執拗に狙ってくる。だが、なかなか尻尾を出さない。 丞相である瑠信とも力を合わせて、ついに石燕が敵国と通じている証拠を見つけ出す。 皇帝の御前で石燕を断罪し、失脚させることに成功した。それに伴い、朱徳妃も後宮から追放される。 呉氏は皇貴妃に復位し、後男子を生み皇后となる。 彩慶は李翔と真の夫婦として結ばれた。
【プロット】日の光に風は舞う
霧内杳/著

総文字数/2,371

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世界には国龍と、それに仕える土地神で下龍の蛟がいる。国龍は王の血族にその身を預け、国を治める。国龍を継承するものは二十歳までに番と契りを結ばなければ、その権利を剥奪される。 愛鈴は早くに両親を亡くし、森の奥でひとり機を織って暮らしていた。ほとんどの人間が黒髪のこの地で愛鈴の金髪は珍しく、目立つのが嫌なのもある。その日、愛鈴は結婚の約束をしている蛟の蒼蛟を訪れた帰り、行き倒れていた男、威龍を拾う。威龍は気づくなり、愛鈴に求婚してきた。「極限状態で出会う、日の光のような女」が番だと威龍は託宣を受けたらしい。確かに自分は金髪だが、ただそれだけ。鈍くさい自分は蒼蛟のような人外でなければ、好かれようはずがない。戸惑う愛鈴をよそに、承知してくれるまでは帰れないと威龍は家に居座った。愛鈴は貧しく、困っていたら威龍は目の前に大金を積んで見せた。行き倒れるような男がこんな大金を持っているのは不気味で仕方ないが、気の弱い愛鈴は出て行けと言えない。蒼蛟は龍だというのに威龍にライバル心を燃やしていて、愛鈴には理解できない。あとで威龍は国龍の継承者だと知り納得すると同時に、そんな彼が自分に執着する理由がわからない。いままで二束三文で買い叩かれていた織物は実は上品で、威龍からもっと自信を持てと言われる。その日から背筋を伸ばすように心がけた。ほんの少し視線が上がっただけで、世界が違って見えて気持ちが明るくなった。蒼蛟との結婚に向けて花嫁衣装を作りながら、永遠にできなければいいと願っている自分に気づく。街に買い出しへ行った際、女性と親しげな威龍を見て惨めになった。自分にはあんなに綺麗な黒髪はない。威龍に釣り合うのは金髪の自分ではなく、黒髪の美しい姫だ。威龍への気持ちを断ち切りたくて、愛鈴は蒼蛟へ結婚の前倒しを頼む。婚礼が早まったことを知り、愛鈴は威龍から無理矢理関係を結ぼうとされるが、純血を失って蒼蛟とも威龍とも結婚できなくなっても、威龍の気が済むならいいと思った。けれど威龍はなにもしないまま出ていく。すぐに嵐になり威龍が心配になって探しに行くと、蒼蛟の制御しきれなかった濁流が愛鈴に押し寄せてきた。死を覚悟した愛鈴だったが、威龍と蒼蛟の龍の力によって助けられる。助かった愛鈴は威龍の胸に好きだと飛び込んでいた。蒼蛟は花嫁の父親の気分だと愛鈴を送り出してくれた。愛鈴はこの国初の、金髪の番となった。
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マノンは小国の王子の妃。王子にみそめられ新妻となった彼女は、人々から『まるでおとぎ話の主人公のようだ』と思われている。(マノンの住む世界は昔のヨーロッパのような外観の、架空の国)マノンの夫である王子もまた『おとぎ話からでてきたような、王子らしい王子』と思われている。 はたからみれば幸運なマノンだが、彼女は外国語の勉強が非常に不得意。ある日、『妃殿下にはもっと外国語の能力をみがいていただかないと……』と、特別カリキュラムが組まれることに。 この世界は、いわゆる『ゲームの世界』とはちがうのだが、数十年に一度、異なる世界から人間が転移してくることがある(異なる世界……現代日本)。 以前、異なる世界から転移してきた人間によって、スマホやノートパソコンといったものが持ち込まれ、複製品も普及していた。 その中には『外国語習得が苦手な者にも、魅力的なストーリーとキャラクターで楽しみながら学習を進めることができる、語学レッスンゲーム』も含まれていた。 マノンは、美麗画像とフルボイスの語学レッスンゲームで外国語の勉強をすることになった。 この世界には、複製されたコンピューターゲームがすでに十年以上前から存在しているとはいえ、マノンの実家は没落していて色々大変だったこともあり、彼女は今までコンピューターゲームの類をやったことがない。 学習意欲に燃えるマノンだったが、結果として――彼女はそのゲームの世界観(ファンタジーゲームの定番の、魔王や勇者、剣と魔法の設定)に夢中になる。 これといった目新しさはない、王道の設定も今までゲームにふれてこなかったマノンには刺激が強すぎた。 このゲームにハマったマノンは、人が変わったように、外国語をどんどん覚えていく。 教育係に「今日からは他のプレイヤーとも交流していきましょう」と提案されたマノンはプレイヤーの一人である少年と仲よくなる。時折大人びた雰囲気をみせる少年にマノンはドキリ。自分の心にとまどう。 悩みがあるなら聞くという少年にマノンは「完璧すぎる男性と結婚して、彼をすきなのに不安」と答える。 少年は「僕は完璧な存在なんかじゃないよ」と言う。 ともに冒険していた少年は、素性を隠しゲームに参加していたマノンの夫だった。 マノンと王子は二人で力をあわせ全問題を解き、ゲームをクリア。ゲームを終了した二人は相手を想う気持ちを打ちあけあう。
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彩織は会社をクビになったその日、片思いの男が自分の悪口を言っている場面に遭遇する。全部、暗く冴えない自分が悪いのだと落ち込みつつ電車を待っていたら酔っ払いにぶつかられ、ホームから転落した。運のない人生だったと目を開けたらそこは、近世ヨーロッパ風の知らない世界だった。周りの人間がなにか言っているのかわからない。困っていたら娼館の主に拾われた。言葉も通じず下働きとしても無能な上に、この世界では不吉とされている黒髪黒目で買い手もつかずに厄介者扱いをされていたが、物珍しさから王弟のランツに買われる。強引に彼から初キスを奪われた瞬間、言葉がわかるようになった。王族のみが使える魔力のおかげらしい。なぜか処女かと訊かれ、肯定したら離宮へ連れて帰られた。彩織を絶世の美女に仕立て上げ、兄王に献上するのだという。兄王の圧政で国民は苦しんでおり、彩織に夢中になった隙に政治の実権を握り、国を乗っ取る計画らしい。私にみたいな女にそんなことができるはずがないと言うが、ランツは俺の目に狂いはないと自信満々だ。翌日から言葉や習慣などの手ほどきを受けた。上手くできなかったらどうしようと緊張で失敗ばかりの彩織にランツは怒るどころか、落ち着いてゆっくりやればいいと根気強く教えてくれた。さらにはどんな小さなことでも大袈裟なくらい褒めてくれる。現世でも、異世界に来ても私なんてと卑屈になっていた彩織は次第に、自信を取り戻していく。ランツに褒められると嬉しい、ランツに認められたい。彼にとって自分はただの道具だとわかっていながら、気持ちは募っていく。けれど認めてしまえば苦しくなるので必死に否定した。その日、珍しくランツに外へ連れ出された。花畑で、美しく育ったお前を兄に渡さずにすめばいいのに、と抱きしめられ、胸が苦しい。最後の勇気でランツが好きだと伝えたが、彼の答えは献上に日が決まった、だった。翌日、彩織は兄王へと献上された。兄王は一目で彩織の美しさの虜になりその夜、閨へと招かれる。兄王に組みひしがれながら、初めてはランツがよかったなとぼんやりと考えていた。と、周囲が騒がしくなり、ランツたちが踏み込んできて兄王を拘束する。まどろっこしいやり方は性に合わなかった、それよりも彩織を兄王に奪われると思うと我慢ならなかったと唇を奪われる。革命が成功し、新王になったランツの隣では、王妃になった彩織が幸せそうに笑っていた。
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ハルトシュタイン帝国の皇帝ユリウスの娘ユージェニアとして転生した舞音は、誕生してまもなく生命の危機に!? 目が開いたばかりの舞音が最初に見たものは血みどろ姿の青年だった。 どうやら青年は皇帝で舞音の父らしいと周りの人間の会話から分かる。 今まさに父である皇帝に命を刈り取られようとしている舞音の脳裏に突如、映像が視える。 父が女性と男の子を手にかけている映像が……。 『ぎゃあああ~この人女子供を平気で殺してる!?』 「お前、視える能力を持っているな? 皇女は余自ら育てる」 まだ赤子の舞音にそう告げる皇帝だが、何のことかさっぱり分からない舞音はパニック状態だ。 皇帝は舞音に語りかける。 ハルトシュタイン帝国には過去視や未来視ができる『視える能力』、心の声が聴こえる『聴こえる能力』、言葉を現すことによって影響を与える『現す能力』を持つ者がいる。 それらの能力は皇族、皇族に近しい血を持つ者に現れる能力だ。 皇帝ユリウスは聴こえる能力を持っていて、舞音の心を読める。 舞音はユージェニアという名のユリウスの娘で、視える能力を持っていると説明されて、その場で皇太女にされた。 訳が分からないまま、常に皇帝のそばに置かれ教育を施されながら、ユージェニアはすくすくと育っていく。守護聖獣であるヴィルとともに。 ヴィルは狼姿の聖獣だが、その正体はユージェニアの兄の生まれ変わりだった。 6歳の時、友人が欲しいというユージェニアのためにローゼンクランツ公爵家の子息クリストフが招かれた。1歳上のクリストフは話すことができないので、二人は筆談で仲良くなっていった。仲良くなっていくにつれて、次第に互いを意識し合っていく。 ユージェニアが10歳、クリストフが11歳の時に二人の婚約が決まる。 ローゼンクランツ公爵は息子と皇太女の婚約が結ばれたことで、ある企みを思いつく。実はクリストフは『現す能力』の持ち主なのだ。クリストフの能力を使って皇帝を意のままに操り、帝国を自分の思うままにしようと画策する。 しかし、ユージェニアの未来視によってローゼンクランツ公爵の企みは阻止される。 ユリウスが公爵を罠にはめ失脚させる。 娘の願いで公爵は表向き隠居ということで処理される。公爵家は嫡男が継いだ。 ユージェニアが17歳、クリストフが18歳、不機嫌なユリウスの祝福の下、二人は結ばれた。
失恋つづきの少女は神様とかくりよを救う!

総文字数/1,823

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時代は大正時代。 稲荷神・弧之善に運命をいたずらされた紫月は、どうしても恋が実らない少女。 告白するよりも前に恋が破れてしまう為、想いを告白すらしたことがない。 ある日、通りすがりの祠に恋が実りますようにと願いを掛けると、見知らぬ青年が現れた。 青年は自分を神だといい、紫月にいきなり土下座した。 神・弧之善は、紫月の魂に惹かれてしまい、紫月の恋路を邪魔してきたのだ。 怒り心頭の紫月に、自分を好きになってくれないかと望む弧之善。 男性とお付き合いをしたことがない紫月は、弧之善とお試しで付き合ってみる。 お試しとはいえ自分の崇拝する弧之善が人間ごときと付き合うのを許せない葉子は紫月に嫌がらせをするが、紫月はその嫌がらせのフォローで逆に弧之善の良いところを知る。 一方、紫月に想いを寄せるあまり、市井の願いを聞けなくなった弧之善は、人々から見放されその信仰心を失わせていた。 信仰心がなければ神として存在できない。 折しも文明開化によって、神あやかしが信じられなくなった世の中で、まずは神あやかし全般が存在することを証明しようと働きかける紫月。 その案に、弧之善の上司である夜御祖が頷く。 弧之善の臣下である煌や瑛、葉子の協力を得て、数々の自然災害の時に神やあやかしが『姿を現して』その災害を阻止、そして新年が開けた初詣のその時に、居るだけ全ての神あやかしが参拝に来ていた大勢の人間にその姿を見せて、実在することを知らしめる。 低級のあやかしが人間に姿を見れるようにするために煌や瑛、それに葉子は変化の為の術具を用意した。 紫月の案が成功し、紫月は夜御祖から「神に仕えるもの=神子」として地位を与えられる。 地区の神々にとっても、ただの人間と神である弧之善との婚姻は認められなかったが、御子となった紫月と弧之善との婚姻は了承できるものだった。 前向きに交際を再開する紫月と弧之善。 蕩けるほど好いてくれる弧之善の愛情に照れくさく、恥ずかしい思いをしつつも、漸く自分を愛してくれる存在が現れて、紫月も弧之善を受け入れ始める。 そんな時に、煌から好意を伝えられて、動揺する紫月。 そして、紫月の困惑を見透かしたように、弧之善は紫月から一歩引く。 それが紫月の弧之善への気持ちを自覚するきっかけとなった。 紫月は初めて男性に告白し、そして弧之善に受け入れられる。 煌は温かく見守ってくれた。
戦人を待つ【プロット】

総文字数/2,070

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小国の乱立する島国には、大勢の「傭兵」……戦いを生業とする雇われ者がいた。 実態は暗殺業者、ケンカ屋、本格的な兵士まで様々。 これは、 諍いの絶えない世の中で、 ふりかかる争い事を斬り伏せて進む 傭兵の少女サヤと、 畑を耕していながら 戦いから逃れられない 青年ヤイバの、 剣戟の物語。 腕利きの傭兵として、数多の戦場を渡り歩くサヤ。 仕事が一段落した時だけ、彼女は山あいの、林に囲まれた小さくて温かい家に帰ってくる。 そこには青年ヤイバが、地道に畑を耕しながら生活していて、いつだって彼女を優しく迎え入れてくれた。 「一緒に畑を見ようよ」 と誘うヤイバに、サヤは応えないまま、再び戦に向かう。 帰ればいつだってヤイバに抱きとめてもらえると、そう信じて疑わなかった。 そんなある日、サヤの同業者の少女、ナギがヤイバの家に現れる。 ナギはサヤに頼まれて、サヤの新しい髪留めをもらいにきたのだ。 戦いについてヤイバが問うと、ナギは答える。 「戦いは終わらない。どちらかが力尽きるまで」 ナギは戦場に舞い戻るが、やがて、荒んだ争いに嫌気が差し、再びヤイバのもとを訪れる。 「その鍬を貸して」 ナギはヤイバの畑を共に耕す農民となった。 一方、サヤには次々と依頼が舞い込み、サヤは何を思うことなく、淡々と仕事をこなし続けていた。 次の依頼は、傭兵タカキの暗殺。 依頼者はタカキの姉だった。 タカキは、気に入らないものを片っ端から斬って捨てる、傭兵とは名ばかりのどうしようもない悪人だった。周囲に迷惑だけをかけて、楽しそうに笑うタカキは、サヤに興味を持ち、サヤの大切なもの……ヤイバを殺そうと試みる。 ヤイバもまた、以前は名の通った傭兵だった。 家を襲撃されてなお、ヤイバはタカキに屈しなかった。 駆けつけたサヤは、温かだった家の惨状を目の当たりにし、ようやく自分の過ちに気が付く。 「私はずっと、甘えて、気付かないふりをしていたんだ。 私はヤイバのために、……ここを守るため、戦わなくてはいけなかったのに」 ナギがサヤの盾となり、サヤはタカキを倒す。 最後の仕事を終え、サヤは、今までたくさんの幸福をくれた温もりを求めて、手を伸ばした。 「ただいま」 「おかえり」
怪化視浄華鈴記

総文字数/1,516

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初めて投稿させていただきます。 まだまだ文章がおかしい所があるとございますが、頑張って書いていこうと思います。
空はここでも

総文字数/1,443

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君には大切な親友がいる? 親友のことを忘れてしまっていた女の子。 まさかの異世界で親友と再会。 しかもその時、謎の猫も現れて… 親友と謎の猫と一緒に冒険!? 友情とは…どういうものなのか、考えたくなる新感覚冒険ファンタジー。
貴方の事なんて大嫌い!
Runa.H/著

総文字数/1,890

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ティリアーナには想い人がいる。 しかし、彼が彼女に告げた言葉は残酷だった。 これは素直じゃない2人の物語。
愛しさの果てにある希望

総文字数/41,093

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とある女子高生なんだけど友達もいない、落ちこぼれの最悪の女の子なんだけどある日、異世界に飛ばされて気づいて周りを見渡すと周りにはウァンバイアに囲まれ、襲われかけたところにそこに助けてくれたのは伯爵様。 その伯爵は秘密があった。 伯爵はウァンバイアの取り締まるウァンバイア王だった。 王ではなく伯爵なのか理由は謎でありストーリーでわかるだろう。
狼たちの街づくり

総文字数/2,697

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読んでくれた方々…感謝です!
正義を裏返しても悪にはならない

総文字数/4,523

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ぼくがかんがえたさいきょうのひげき だった 「死してなお、私は貴方の剣」の 続編というかスピンオフというか裏話? 「ただぶっ壊れる人間が見たかった」と作者は供述しており・・・。 いろいろふんわり設定 あーゆーれでぃー?
異世界プリンセス誕生劇
華瑞唏/著

総文字数/1,493

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今同時にこれをあわして二作品かいています。 なので交互にかきます。 そのため、更新が遅くなるときもありますがあらかじめご了承ください。 異世界に入ってみませんか。 注意この物語に出てくる名前の場所などなどすべてが実際するものだったとして、それとは一切関係はありません。
アルフ戦記

総文字数/2,704

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自分の存在を狙われていると知ったサリア国王女、シエナ。身を案じて幼なじみであり、かつて大災害をもたらした魔物ガノスを封印した1人であるダリウスの息子、アルフに助けを求めようと彼の元へと急いだ。
Acum  ~アクラム〜

総文字数/4,349

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暈樹 哲平(かさき てっぺい)には不思議な力があった。それは感情が見えるという不思議な力。そんな彼に謎の少女"みよ"が現れる。みよが言うには、哲平と同じような力の持ち主は他にもいると言う。果たして、みよは何故、哲平の元に来たのか……
アカシアの記憶

総文字数/3,050

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夢の中に現れた少年は一体何者なのだろう。 突如霊が見えるようになってしまった紫乃。 悲しみが渦巻くオカルトファンタジー
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