遠い昔にある組織により、産まれたばかりの子供を誘拐して、子供に恵まれない家庭やお金持ちの家に高値で売るという人身売買が多量に行われた。
 その中で狙われ、誘拐された多くの子供の中に偶然にも「結婚」と言う形で巡り会い本当の両親に再会できた奇跡を起こした2人がいた。

 宗田柊(そうだ・ひいらぎ)と上野坂樹里(うえのさか・じゅり)。
 
 柊は人身売買契約が不成立になり、児童施設の前に捨てられる筈だったが何故か公園のベンチに捨てられ、偶然にも産まれたばかりの子供を誘拐され心身ともに傷ついいていた、世界を股に掛ける宗田ホールディングの社長の妻である宗田風香(そうだ・ふうか)に発見され宗田家に養子として引き取られた。
 樹里は同じく人身売買が不成立になったが、そのまま児童施設へと引き取られていたが、上野坂財閥の党首である上野坂優(うえのさか・ゆう)が100憶の大金を支払い養女として引き取った。

 それぞれの幼少期を経て、2人も大人へと成長して柊は宗田ホールディングの副社長へ就任し樹里は検察官への道へ進んだ。


 成長した2人は別々の道へ歩いていたが、とある事件で危機に陥った、宗田ホールディングを救う為「結婚」と言う形で2人は出会いともに歩いて行く運命になってしまった。

 
「100憶円差し上げますので結婚して下さい」
 そう言って柊の下にやって来た樹里。
「こんな俺でよければ、結婚して下さい」 
 素直に受け入れた柊。


 政略結婚のような形の結婚に愛など存在しない、そう思っていた事から結婚式は行わず入籍だけ済まされ2人の結婚生活が始まった。

  
 樹里が結婚の条件に出した100憶には、実は深い思いが込められていた。
 
 愛と憎しみその先にある本当の事実とは…。
 

あらすじ


 ある組織の人身売買で誘拐された宗田柊と上野坂樹里は、それぞれお金持ちの家に引き取られ暮らしていた。
 だが宗田ホールディングの危機を救う為に100憶を持ってやって来た樹里と柊が結婚という形で共に人生を歩く事になり、それがきっかけで明るみになってゆく真実が浮上してきた。

 キーワードは100憶。
 そしていなくなったジュリーヌと言う女性だった。

 愛とお金、その先にある本当の幸せは?

 

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誘拐  復讐    結婚  人身売買  殺意