とある事情から、しばし休暇を取るために幼少期を過ごしたイギリスの湖水地方を訪れた莉緒。
到着早々、ステイ先の知り合いと連絡が取れなくなり困り果てていたところ、その昔一緒に遊んだ少年・レオンと再会し、幸運にも彼の持つ別宅に置いてもらえることに。
英国紳士そのもの、非の打ちどころのないレオンと一つ屋根の下で過ごすうちに、二人の関係はどんどんと深まっていく。
けれど蕩けるように甘く優しいこの関係には、実はいくつかの大きな秘密があって――――
懐かしい思い出、欠けた記憶。秘密が露呈しても、それでもあなたを信じたい。
- あらすじ
とある事情から、しばし休暇を取るために幼少期を過ごしたイギリスの湖水地方を訪れた莉緒。
到着早々ステイ先の知人と連絡が取れなくなり困り果てていたところ、その昔一緒に遊んだ少年・レオンと再会し、幸運にも彼の持つ別宅に置いてもらえることに。
英国紳士そのもの、非の打ちどころのないレオンと過ごすうちに二人の関係はどんどんと深まっていくが、蕩けるように甘く優しいこの関係の裏には大きな秘密があって――――
目次
- 01.思いがけない再会
- 02.チャンスの神様は
- 03.幸運にも
- 04.次は夢も見ないほど深く
- 05.英国紳士
- 06.予定変更
- 07.ここに来た、その理由
- 08.親切のその理由を
- 09.どうして?
- 10.今も変わらず
- 11.二人の距離感
- 12.特別な女の子
- 13.甘くとろけるような
- 14.糖度は増すばかり
- 15.苦手なもの
- 16.太刀打ちできない
- 17.落ち着かないのに、でも安堵する
- 18.大都会
- 19.一見、穏やかな
- 20.焦燥
- 21.別離
- 22.思い出話
- 23.だって、それは
- 24.謀り
- 25.信じられない
- 26.分からないことだらけ
- 27.本当のことを、教えて
- 28.記憶の庭
- 29.夏の記憶
- 30.瓦解
- 31.それでも、今もまだ信じてる
- 32.あの夏の男の子
- 33.欠けていたその部分を
- 34.本当に欲しい言葉は
- 35.一夜明け
- 36.甘い囁き
- 37.二人のこれから
- 38.英国紳士と甘い日々をこれからも