「誰か、助け、、っ、、!、、」
再びばしゃばしゃと水しぶきが上がった。
「助けて、、っ!!」
その声にコウジュンは突き動かされる。
「その者は、私のラドゥールである!
私は今、天からラドゥールを賜った!」
コウジュンの声が響いた。
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「娘よ、おまえが何者かはわからない。
だがしかし、今私は宣言した。
お前を天からのラドゥールとして受け入れ、正妃とすると。
私は第三皇子コウジュン、この決定は覆さない。
私と共にある限り、お前を守り抜くと誓おう。」
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ある日突然、天から落ちて来た「ハル」と
彼女を天からのラドゥール(花嫁)として
受け入れ守ると誓ったラダ国の第3皇子「コウジュン」
そんな2人のお話。。。