★★★★★
螺旋階段のように
螺旋階段をのぼってゆくような感覚でした。
とても長くてとても心地のよい、踊り場という空間に彼らはいて。

その踊り場は、いくつもの一面をわたしに見せてくれました。

はりつめた笑顔だったり
切なさの涙だったり
愛しさゆえの、困惑だったり

けれど、それらはすべて
彼らが誰かを愛した結果でした。

ひとりひとりが精密につながっていて、誰一人それぞれに不必要な人間ではなくて。
その描写がまた、絶妙でした。

本やさんで、素敵な本に巡り合えたときのような幸せを、味わっています。

オススメの作品です☆
東山桃子
11/12/29 21:57

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