★★★★★
憎悪と、懺悔と、恋慕。
憎悪からはじまり、懺悔でふたつのこころは近づき、そして。

敵対しなければいけないはずの存在に恋慕を抱くなんて、どうかしてるのかもしれない。だけど、ふたりを見てると、そうは思えません。

だって関わるうちに、確実にふたりには、笑顔が増えたから。


“してはいけないこと”を教えてくれてきたはずの親がイケナイコトをしていた。深く傷ついて、こわくて、悲しかった。

幸せな家族を壊した人が憎い。その人に関わる人も憎い。…はずなのに、きみは、同じ気持ちを知ってる唯一の人。


ぴりぴりとスパイスが効いていて、だけど、とてつもなく純粋。むずかしい設定なのに文章が読みやすいからふたりの葛藤と惹かれ合う様が自然と感じられました。

シリアスなのに時々くすっと笑ってしまうようなセリフがあってとても好きです。
ふたりのような恋、そして双方の家庭の絆、素敵でした。
KIMORI
14/05/05 23:48

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