元伯爵令嬢で今は平民のマリアは、長い間ガードナー公爵の愛人だった。
だがある日公爵が主催した夜会で、公爵と王女殿下の婚約を告げられた。

既婚者だと思っていた彼は実は独身で、マリアは「愛人」ですらなかった。
妻がいると思っても止められなかった恋。
だけど相手にとっては左手の指輪すら、踏み込まれないための偽装だった。

「あんた、私を抱きたいの? 
 どうぞ、使い古しでも良ければ。私は構わないわ」

傷心のところを現れた青年に自棄になって身を任せたマリア。
だけど実はその青年はこの国の第三王子で……。


意地っ張りで素直になれない、でも根は純粋なマリアと。
いつも笑顔ながら実は腹黒なルーファス。


二人が惹かれあい、幸せになる物語。

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