その日も、いつもと変わらない日常を満喫する筈だった。
あの大きな風の渦を見るまでは・・・
その風に飲み込まれた私は、そのまま深くて暗い海の底へと沈んでいく。
必死にもがき、光射す空へ手を伸ばしだが、そんな私の願いは、空しく沈んでいった。
そして、次に目が覚めた場所には、『カミサマ』がいた。
そのカミサマは、私にこんな提案をする。
「お前に、『魔法世界』でもう一度生きる、いわゆる『転生』の許可を下そう」
「えっ・・・
それは困ります。
だって私、『魔法』とか『魔術』とか、一切信じられないので」
- あらすじ
「魔術なんてなくても、物ならいくらでも作れるので大丈夫です!!」
此処から、彼女の魔法世界の再建の物語が、幕を開けるのであった・・・